先週からの続きになります
今までの1話〜102話分も
エブリスタさんの方で主人公達の名前を変えて
置いてあります。
→
先週の続きはエブリスタ
Ｐ266〜
目次
【 浦島太郎 】からが
復習ﾍﾟｰｼﾞとなります
読んで頂けるならよろしくお願いします♪
今回はエブリスタＰ208頃〜居なくなる迄の
葉'◇')さんサイドになります♪
・・・・
白のアリス、黒の旋律 【 103 】 雅紀
明日は春休みを迎える最後の日
「 このお米が収穫されて一緒に食べたかったなぁ 」
まだ青い穂を見つめ
その頃には夏が終わるのを知っていた
そしてオレはもう収穫の季節には翔さんの隣に居ない
「 米なんか一緒なら何処で食っても美味いだろ 」
愛想なく返事をするクセに
影が背ではなく前に倒れる二人には自分達で隠すように手をつなぐ
思えば出逢った瞬間から恋に堕ちていた
翔さんがどのような形でも側にいて閉じ込めておきたいぐらいに
「 今夜は何を食べますか？ 」
さっき食ったばかりだろって笑い
それでも二人で過ごす時間の中には同じように座る同じ物を食べる
それが大切な一部になっていた
「 飯かぁ、食べるのもりおのように危険な人間がいるんだな 」
ひとは食べて笑い
悩んで眠り、また食べる
そうじゃなければ生きれない
横顔を見つめ
翔さんの中に歌は生まれないのだろうかと思っていた
オレの事を想い出来たアルバム
ここに来る前に流れていたＣＭソングはオレへの気持ち
「 明日ね来ないと良いですね 」
こんな風に思ったのは初めて
だっていつもならば毎日が嬉しくて翔さんと過ごす日々が幸せだった
明日になれば話さなければいけない
ここを去り
あなたに未来を与える為に
そして自分の未来を翔さんに重ねる為に
「 そうだな・・ 」
翔さんが同じように想ってくれていて嬉しくて。繋いでいた手を引くと急に走りだす
危ないって言いながらも笑顔で息を切り
家の近くまで走り汗だくのまま急に立ち止まった
ゆっくりと腰に腕をまわし、まわりなど気にせずキスをした
もう何でも良い
側にいて二人で溶け合ってしまいたい
「 もしかしてしないよな？ 」
「 分かってるって事でしょ？ 」
質問を質問で返せば、お前なぁって耳が赤くなっている愛しい人
黒いシャツに長めの髪
肌もこんな風に太陽に焼けていなくて
いつも疲れているような雰囲気がした
「 飯とオレとどっちが良いですか？ 」
毎日きちんと三食食べさせて
ふっくらとした腰周りに違う意味で欲が出てくる
「 何を言わせるつもりなんだ 」
分かってるクセに、
だけど恥ずかしくて言えない事を
無理に言わせるのも意地悪かもしれないけどオレは好きで
鍵をシャツのポケットから出すと引き戸を開けた
「 どっちを先に食べるか、とりあえず中で考えましょう 」
それ中に入った時点で決定じゃねぇかよって
だけど嫌がる素振りは見せない
内側から鍵が閉まる頃には外は暗くなり始め、玄関の小さな灯りがほんのりと奥に続く廊下を朱色に染めていた
スニーカーの大きさも
足のサイズも同じくらい
オレの好きな人は・・
一人だけの物じゃない
だけど今、この時だけはオレだけの物で
結局無言のまま台所には向かわず庭へと続く方の和室へ
舌の感触が気持ちいい
何度抱き合っても触れたくて
もしかしたら
知らない過去ではオレ達は一人の人間だったのかもしれない
それぐらいに溶け合えば安心で
幸せでしかなかった
・・・つづく
そしてこのお話の翌日が
エブリスタさんのＰ２０８の日に繋がります
良かったらもう一度読んでみてね
考えれば
あちらに移し
多少ながらにも
表現を深くしてゆけるには
見に来てもらってるには申し訳ないのですが
これから色々移して行くには
いい練習になったと想います
あと次週
本来なら学校のシーンですが
あちらに来てもらえるって事と
表現が可能なので
このお話の続きのシーンが
あちら限定で入ります
もちろん話の筋は変わりません
あっちの方が濃厚になってるって事です
昨夜はチビの試験勉強が重なり
嵐にしやがれ見れなくて！
櫻葉もありの
智くんのサンシャインも
超絶面白かったみたいで
ほか嵐メンバーの絡みも
楽しみにしています
では
今からナメコ味噌汁を
チビリクエストなので作ります
台風に気をつけて
よい一日を
なう
・・・
これからゆっくり
オレ鳴や
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
これからゆっくり
オレ鳴や
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
