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フラッシュ徹底攻略

フラッシュはやさしい

運動会は

不確かな天候模様をかんがみ

どうあれ、大事を取って

明日に順延となった。

準備する側も　見物に行く側も

しょぼしょぼした鉛色の空のもとより

せっかくなら　お天気な方がいいしね。

夏に運動系クラブを引退した男子らが

昨日　夜に　我が家に来ていて　

みなでいっしょに　

気晴らし半分、

走りに行ってた。

ひと月ほど体を動かさないと、

若い肉体であっても　

息が上がって

全速力で

走れなくなってるという。

つまらぬような　単純なストレッチでも

完全にやめてしまうと

体が変わってしまうようだ。

まさか、

体育祭で　

3年の先輩やのに

俺、こけたないで～

と苦笑していた

この楽しい運動会が終わると

一気に、、

受験モードの秋冬　に　突入していく3年。

　ち～ん

、

この頃　

卒業前に行われる最後の行事である

合唱コンクールの曲

笛バージョン　を　もう　練習している。

去年の3年生が　これ歌っていたのが　

ついこないだやな。

お正月まで　もう、あと3カ月やもん。

切なくなるなぁ。

子供が

国語でやってる

奥の細道の暗記、

月日は百代(はくたい)の過(か)客(かく)にして、行きかふ年もまた旅人なり。

月日は永遠の旅人であって、過ぎ去ってはやって来る年もまた旅人である。

船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす。

舟の上で一生を過ごす船頭や、馬のくつわをとりながら老いを迎える馬子(まご)は、毎日が旅であって旅をすみかとしている。

古人も多く旅に死せるあり。

（風雅を愛した）昔の人達でも多く旅の途中で亡くなった人がいる。

予(よ)もいづれの年よりか、片雲(へんうん)の風に誘はれて、漂白(ひょうはく)の思ひやまず、海浜(かいひん)にさすらへ、

私もいつの年からか、ちぎれ雲が風に吹かれて誘われるように、あてもなくさすらう旅をしたいという思いがやまず、海辺をさすらい歩き、

去年(こぞ)の秋、江上(こうしょう)の破(は)屋(おく)に蜘蛛(くも)の古(ふる)巣(す)をはらひて、やや年も暮れ、

去年の秋、（隅田）川のほとりのあばら家に帰り、雲の古巣を払って（落ち着いたところ）、しだいに年も暮れ、

春立てる霞(かすみ)の空に、白河(しらかわ)の関(せき)越(こ)えんと、

春になって霞が立ち込めている空を見ると、白河の関を超えたいと、

そぞろ神の物につきて心を狂はせ、道(どう)祖(そ)神(じん)の招きにあひて取るもの手につかず、

そぞろ神が体にとりついたように心を狂わせ、道祖神が招いているようで取るものも手につかず、

股引(ももひき)の破れをつづり、笠(かさ)の緒(お)付けかへて、

ももひきの破れを継ぎ合わし、笠のひもをつけかえて、

三(さん)里(り)に灸(きゅう)すゆるより、松島の月まづ心にかかりて、

三里に灸をすえるやいなや、（有名な）松島の月がまず気になって、

住める方は人に譲り、杉風が別所に移るに、

住んでいた家は人に譲り、杉風の別荘に移るときに、

草の戸も　　住み替はる代(よ)ぞ　　雛(ひな)の家

私が住んでいた草ぶきの小さな家にも、住み替わる時が来た。私とは違って次の主は妻子のいる人なので、（華やかに）雛人形の飾られる家となることだろう。

表八句を庵(いおり)の柱に懸(か)け置く。

（と詠んだ）表八句を、庵の柱にかけておいた。

私も　おんなじころ、やってなぁ　、、

と

気分が　中3に　フラッシュバックする。

その頃より、

芭蕉の気持ちが

めっちゃ、わかるわ。

「観ときたい」

「聞いておきたい」

「行っておきたい」

出来なくなる前に、、

この芭蕉さんも、

孤独な旅やし、先行き　不安やし、

たどり着くかどうかもわからんけど、

やっぱし

僕は、

その

名声を耳で聞くだけでなく、、

ほんまに

実物

観ときたい

知っときたい

で、自分はどう感じるんか

思い知りたい

そう思って、

最後まで

生きたんやね。

若い時も

あちこち

行きたいけど

この晩年の、

心模様が

名作＜＜奥の細道　＞＞なんやね。

今、私も

名作といわれるゆえん、

もっと　深く　味わって　知っときたい

そう思って

読み返すよ。

こないだ

子供が借りてきた本

ヘレン・ケラーと　サリバン先生

のお話。

懐かしい伝記、、やけど

実際の話やからね

ええよ。

印象深いのが

できなくても、しゃーない　

”できのわるいひと”＜まぁ、3重苦やから＞

に対する

先生の　心の持ち方だ。

いつの時代も

周囲というんは　

おおかた

＜＜事なかれ主義＞＞で

できひん人に対し

変に　真剣に構って、ほんとのことを言って

傷つけてもいけないし、

それを言って　誰かに　怒られてもいけない、、

自分がわざわざ　

必要以上に　踏み込む権利もないし

結局

言うても、

わからないん　は　わからんから、、

わがまま暴君でいさせるとしても、

放置を

し続けるのだ

けれど、

この

＜奇跡の人＞

サリバン先生は

ヘレンが　自分を　解っていなくて

そう動いてしまうのや、　

どうしたらええか、わからんで、

戸惑っているとき

かならず

是正し、気付かせるのだ。

、

「言うてやるな。

不自由な子なんだ、、

雇われた身で無礼なことを言うな！」

と

ヘレンのお父さんに

たしなめられた時も

先生はこう反論したのだ。

「甘やかすのは

哀れみ

のはきちがえなんです、

同情が何になりますでしょうか！

６年間も同情しか　知らなかった

そのため

成長できなかった子が

私には、哀れです！」　って。

そうやね。

本気でなかったら、

できないことだわ。

昨日、私のエアロの先生も

私ら参加者に

飽きもせず

「心を入れて　動くこと」

を

何度も

説いていたよ。

必ず　目で見せて　

やって見せて

「みんなの場合　こうなっているんだよ、

ここは、

こうじゃない、

こうして　こう　だよ

そうしたら、

こう、よくなるんだよ。

だから、

これは、覚えてね

これは、

ここは、

こうなるから、

そうならんように　気を付けてやってみてねー」

まぁ、笑いにして、ニコニコしもって

いつも、言うてきかせてはる。

私ら　素人やけど

やっぱり、そう

期待してもらうと、

やろうとする　もんね。

最後

「出来ない

ことは、ない

楽しむ気持ちがあったら

どんな人でも　できる。」

て

いうてくれてた。

そう、

私らの　サリバン先生

今も、

こうして

私らにも

いてくれはるんやね。

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昨日、父が亡くなる寸前の事を

ブログに書いた。

父が亡くなった頃の気持ちを思い返すと

フラッシュバックに陥りそうで

この2年間、当時のブログを読み返すことはなかった。

でも、父の3回忌も終え

あの頃のような、胸が張り裂けるような悲しみを

感じることは、ほとんどなくなったから

勇気を出して、読んでみた。

その記事は、

読んでみたら、当時も

母に同じような思いを抱いていて

ブログに書いていたんだと

なんだか、おかしくなってしまった。

そして、「いいね」の履歴を見たら

今でも、お付き合いさせて頂いているブロ友さんばかり。

いつも、いつも

こんな愚痴のようなブログを読んでもらって

本当に、ありがとうございます。

昨日もブログに書いたけど

母に対して、父のが亡くなった時のような気持ちで

接することができれば

どんなに、気持ちが楽だろうと思う。

だけど、母は、反省したと言い

以前より、「ありがとう。」とか

「悪かったね。」とか言う回数が増え

少し、お小遣いをくれるようになったけど(笑)

誰よりも、自分が大事という根本は

2年前と、全然変わってないのだから

母への思いが、父への思いと同じようになることは

一生ないような気がする。

母が退院した後にランチした、サンマルクカフェで

娘と食べればと、買ってもらったチョコクロワッサン。

少し前だったら、「あなたの方が便利なところに住んでいて

なんでも買えるんだから。」と

こんな風に、買ってくれることもなかったな

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