こんにちは。
ふらっと入ったお店ではもうすっかりハロウィンの飾りが並んでいました。
100円ショップやお店のインテリアコーナー、
最近ではオムツもハロウィン限定パッケージなどになっています。
日本では若者がハロウィンパーティーと称して仮装して楽しんだり、
イベントでも仮装して街を練り歩いたりしてハロウィンを楽しんでいます。
ここ2〜3年の間でかなりハロウィンというものがより身近になったように感じます。
ハロウィンのイベントに参加する予定の方々は、
今まさに着々と準備を進めているのではないでしょうか?
ハロウィンとは古代ケルト人が起源とされている祭で、
元々は秋の収穫を祝って悪霊などを追い出す宗教的な行事だったようです。
悪霊が尋ねてきて、作物を荒らしたり子どもたちをさらったりするという話が背景にはあるようです。
子どもたちが仮装して「Trick or Treat」と「お菓子をくれないとイタズラするぞ」と言って
家々を回り、お菓子を貰うことは皆さんご存知かと思います。
なので、トリックオアトリートと言ってお菓子をもらいに行くのは、
その悪霊に化けてあるということなのです。
しかし実は、元々この習慣は古い英語でwassailingと呼ばれる習慣のようで、
ヨーロッパのsoulingという習慣が発展したものとされていて、
アメリカ発祥というわけではないのです。
キリスト教が伝来して、それがハロウィンということになったのです。
ちなみにヨーロッパのsoulingというのは、クリスマスの時期にキリスト教が
徘徊する幽霊に食べ物とワインを残すという古代の習慣とのことです。
アメリカでは「ニューヨークヴィレッジハロウィンパレード」や「ダックアップル」など、
ハロウィンのイベントも数多く開催されているだけに、
これを知った時、個人的にはとても意外でした。
そして、ダックアップルとは水に浮かべたリンゴを口でとるというゲームなのですが、
これも実は有名なのはアイルランドなのです。
また、カボチャをくり抜いて作るジャック・オ・ランタンは見たことがあるかと思いますが、
スコットランドとイギリスではカブで作るのが主流なんだそうです。
世界にはたくさんのハロウィンがあり、どの国からも影響を受けたり与えたりしています。
ちなみに、日本流のハロウィンのような、同じ意味合いのお祭りというと、
北海道の「ローソクもらい」や青森県の「ねぶた」が該当するようです。
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