プライバシー気になったことある?
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はい、あります。
個人のレベルでのお話に限定すると、以前山形県に夫が短期転勤(6か月)した時に、帯同した私はデパートで開催されるペーパーフラワーの教室に参加しました。
月一回、東京から先生が来られて、日曜日に1日中(午前も午後も)教えていただくものでした。
その申し込みは、材料売り場で行われていました。
その売り場の年上のお姉さん(当時私は20代後半)が、受け付けていました。
その人が親しげに、東京から来た私に話かけてくれたのはよかったのですが、
”結婚何年目?”
”子供はいないの?”
”まったく今まで妊娠しなかったの?”
”何回か流産とかしたの?”
と、矢継ぎ早に聞いてきたのです。
大変、驚いてしまいました。
その時、私は結婚3年目で、子供はいませんでした。
この質問が、この人の性質によるものか、或いは地方の人はそのような質問を平気で初対面の人にするのかは、わからないまま、又首都圏に戻りましたので、分かりませんでしたが。
このようなプライバシーに関することを、平然と聞くというのは、若かった私でも、年取った今でも、ありえない話だと感じます。
色々な状況でのお付き合いがあり、お話の内容から分かる部分もありますし、推し量れない部分もありますが、敢えて自分の興味だけで聞くということはしません。
アメリカ人など欧米の人たちと付き合うようになって、”日本人はわかりにくい、はっきりものを言わない。”と、よく聞きましたが、それと面接とは別物だと感じました。
アメリカ人などは、面接で、結婚しているかどうか? 何処に住んでいるか?などを聞くのはプライバシーの侵害で、タブーとされていると、聞きました。
提出書類には、住所を書かれているかもしれないのですが、
少なくとも、面接のときはそれを聞かないというのです。
それは、アメリカのドラマを見ていて少しわかりました。
住所を聞かれて答えれば、そこがユダヤ人が集団で住んでいる所だったり、貧民街だったりして、そのために差別されたくないので、答えたくないという場面が、ありました。
又、最近は年齢も面接で聴くのはタブーともいわれています。年齢と能力は別物という考えらしいですね。
そうなると、面接官も聞くことが限られてきて、面接官のセンスも問われますね。
外国人と言っても、中国の人で面白い人がいました。
数年前に、10名程度の集まりで、お茶の時間に皆の前で私に”あなたは何歳か?子供はいるのか?”
”なぜもっと沢山生まなかったのか?”と、これまた矢継ぎ早に聞かれました。(日本人なら、たくさん産んでも良いのにと思ったのかもしれませんが)
その人の聞き方が、迫力があったので、言われるままに答えてしまいました。
直ぐ後で、何も正直の答えることはなかったのにと、思いました。
それにその人の興味だけで聞かれた質問の答えを、他の方達がいるところで、無防備に答えることはなかったとも思いました。
日本人も色々、外国人も色々です。
これは個人のレベルでのお話でしたが、
今は組織レベルでは、コンプライアンスの時代です。
日本語におけるカタカナ語としてのコンプライアンスは、「法令遵守」と訳され、企業における法律や倫理に則った企業活動を指す語として用いられていますが、
この中に、個人のプライバシーに関することが多く含まれているので、今までのように個人情報に関して、おうような対応、寛容な対応、ルーズな対応はできなくなっていると思います。
よく、先生が生徒の成績表を入れたカバンをなくしたり企業が顧客の名簿やデータの流出したことで、謝ったり、処罰を受けたりするのがその例ですね。
昔は、もっとおおらかだったかなあと思うのですが、それも一概には言えません。
戦争中の”向こう三軒両隣”は、助け合いの互助会かと思ったら、お互いが戦争に反対する危険思想かどうかを見張り、そのようなことがあれば、憲兵に知らせなければならなかったと聞いたことがあります。
中国の地方の保健婦制度(正式名称は知りません)は、一人っ子政策を守らずに、地方では労働力としての子供が欲しいから、もっと生んでいるので、女性の生理の把握をして、そのようなことをさせないためだと、ドキュメンタリーテレビで、見ました。
ここでも、国のために個人のプライバシーが、侵害されているのですね。
もっとも、中国という国だけでなく、地球全体のことを考えれば、人口爆発は深刻な食糧不足になり、
その食料を得るために森林破壊や、海でも魚介の乱獲が起こるのですから、必要な措置なんでしょうね。
プライバシーから話がそれましたので、この話題はこれまでです。
昨日の写真
店員さんに見つからないように、そっと撮りましたので、指が写りました。(笑)
イベントでも使うのか大きなカボチャです。これでハロウイーンのジャコランタンを作ると、迫力がありますね。
以前、一緒に働いていたアメリカの青年が、国際理解教育のために、日本のカボチャで、日本の包丁で器用にジャコランタンを作ってくれたことがありましたよ。
この大きなカボチャをくり抜くのは、大変、大仕事ですよ。
本日はこの辺りで。