2017年6月26日
車種:エクストレイル
型式:UA−NT30
年式:平成16年式
作業依頼内容:納車整備
6月に納車させていただいたエクストレイルです。
納車前に整備を行います!
当店に届いた状態は・・・チョット手が掛かりそうです。
まずは各所を点検して必要な箇所を修理します。
まずはエンジンルーム。
汚れが酷く、見た目は悪いのですが、
エンジン内部の汚れはあまり無いようです♪
この写真はエンジンオイルを充填する際に開けるフィラーキャップの中を撮影しています。
この中を覗き、写真の様に内部の金属部が素材の色に近ければしっかりオイル交換がされていた証拠です。
オイル管理が悪い車はこの中が茶色に、もっと悪いとこげ茶、更に酷いと黒になってしまいます。
オイル管理の悪い車は後々困ったトラブルを起こしがちです。
中古車を購入の際は注意したい所ですね。
当然ながら当店では販売させていただくすべての中古車のエンジンオイルはすべて交換したから納車させていただいています!
ですので、この様に見た目が綺麗な車でもオイル交換は行います。
そしてその他の油脂類で、
・ATF(オートマチックトランスミッションフルード)
・ミッションオイル
・デフオイル
・トランスファオイル
・パワスtフルード
なども走行距離や状態に応じ、必要な油脂類は交換します。
なお今回は車検も行いますので、
・ブレーキフルード
・クーラントブースター(エンジン冷却水の添加剤)
なども交換しておきます。
そしてエンジンを始動する時に重要なバッテリー。
こちらも今回の車両はかなり弱っていましたので、新品に交換します!
発電機やエアコンのコンプレッサーを駆動しているファンベルトもかなりヒビが入っていて危険な状態でしたので、交換しておきます。
このまま放置しておくと、このヒビからベルトが裂けてしまい最悪の場合ベルトが切れてしまいます。
走行中に切れるとメータ周りのランプが沢山点灯し、車種によってはハンドルが重くなったりブレーキが効かなくなったりと結構大変な事になってしまいます。
写真は撮り損ねましたが、エアクリーナエレメントも汚れが酷い為交換いたしました。
続いて足回り。
ブレーキパットの残量はソコソコあり、交換までは必要無さそうですが、
ドライブシャフトのブーツにヒビが入っています。
このままでも車検は通るのですが、安全の為にブーツ交換します。
フロントのインナーとアウターのブーツを交換します。
・・・意外と交換が大変な車でした。
(ここも写真撮ってませんでした)
右側のタイロッドエンドブーツは破れていましたので、もちろん交換します。
小さい部品ではありますが、車の安全のためには大事な部品です。
そして下回りの点検。
左程サビは酷くなりませんが、今後の対策を含めてアンダーコートを施工しておきます。
オイル漏れ等も無く、状態は良好でした♪
ホイールアライメントも確認。
今回は微調整程度で済みました!
あと、お客さんにご依頼いただいていた前の車からの部品の移植で、
・ホーン
・オーディオ
・レーダー付きルームミラー
なども移植差せていただきました。
でもこれらの部品は単純に移植できるものでは無く、車に応じて配線を加工したり、配線の取り回しなどに注意しながら取付ける必要もあるんです。
取付けに自信が無い方は是非ご依頼くださいね♪
これでメカ的な作業は完了です!
今回の車両には致命的な問題は無く、お客さんに伝えておく注意点も無い車でした。
・・・しかし外装は大問題。
次回は問題の外装を仕上げていきます!
次回に続く。
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