3シリーズのお取り寄せ通販情報を紹介、これだ！と思ったらヒルまず即GETがオススメです。

仕事で韓国に来ております。
 
この度、レンタカーを借りる機会があったので、インフィニティのQ50（日本名：スカイライン）を借りることにしました。 

詳細は。
 
現在はハイブリッドしか販売していないようですね。それもそのはずです。とにかくこの車、酷かったので（苦笑）
 
それではインプレへ。
 

エクステリア：

このアングルから見るフロントフェイスは、グリルを除いて格好良いのですが・・・。
 
ヘッドライトはLEDのはずですが、物凄く暗くて驚きました。

運転席からの夜間の視界は、道路を照らすというより反対車線から自車の位置が分かる、という程度の光量です（BMWのLEDヘッドライト比）写真で見ると明るく見えますね…。

リアコンビライトもスカイラインと当然一緒であります。


 
 インテリア：
2モニターはかなり好感度が高いです。1モニター車ですと、何かの操作をする度に画面が変わるので面倒です。

Q50では、ナビはそのまま、エアコンやオーディオが下のモニターで表示・操作できるので便利です。

メーター周りです。

シンプルで見易いほうです。
 
写真はありませんが、リアシートの脚元の広さは、運転席をワタクシの運転位置に合わせますと、思ったより広くありません。恐らくBMW3シリーズと同じか若干それより狭いと思います。
 
 
動力性能：
まず、このディーゼルエンジンですが、とにかくうるさいです（BMW5シリーズ比）。ちなみに、この車体の走行距離は2万km少々です。街乗りでもエンジン音が耳につき、高速道路をかっ飛ばしてようやく気にならない、というレベルでしょうか。かっ飛ばしてると、運転に集中して音が気にならないのか、風きり音がうるさくて気にならないのか、という話にもなりますが・・・。
 
ディーゼルゆえ低速トルクは太いので、ラフなアクセルワークですと、頭が揺れます（笑）
 
気になった点は、高速走行時のアクセルレスポンス。20年前の通称“ドッカン・ターボ”と似たような感じで、例えば高速道路で追い越し車線を走る際、アクセルを踏んでからワンテンポ遅れて加速します。
 
ミッションは7ATか8ATなのですが、レスポンスが悪く泣けてきます。マニュアル操作でシフトダウンしてもやはりワンテンポ時間が必要です。

結果、加速したい瞬間に加速できないので、気持ちが悪いです。
 

足回り：
かなり硬めです。韓国の道路は、いわゆる大通りは整備されていて綺麗なのですが、道の端や裏道は荒れていることが多いです。で、荒れた路面ではイラッとします。ステアリングも重いので合わせてイラッとします（笑）　よって、街乗りには不向きと言えます。

ステアリングが重いので、高速走行時に強い横風を受けても安心感が高いです。
 
 
結論：
最初に「酷い」という表現を使いましたが、自分なら買わない車です。ウェブサイトを見るとハイブリッドの価格しか表示してありませんが、ディーゼルでも恐らく新車で500万円前後はしたのでは？と思います。価格と性能にギャップがありすぎて“ありえない1台”です。
 

自宅から移動先まで高速道路しか使わないよ、という人向けでしょうか。

ハイブリッドは、そして日本で売られているスカイラインはどうなんでしょうか・・・。