御承知の通り先日第9回AKB48選抜総選挙が行われましたが、今年の総選挙は正直散々なものに感じたのは想像に難くないでしょう。
本来は沖縄の野外に特設ステージを設けてコンサートを行い、その後同所で総選挙の発表が行われるはずだったのだが、あまりの雨の強い状態で野外でのコンサートは中止となり、総選挙の発表も豊見城の公民館のホール(と言っても名前の想像とはと違い数百人は入る大きなホールである)での無観客での発表となった(客席にはメンバー・関係者・報道陣・フジテレビの生放送の出演者が座った)。見てて正直せっかくの総選挙なのにショボイものを感じてしまった、
(総選挙後に書くので後出しと思われがちだが書かせていただくと)最初に今回の場所と日程を聞いた時は「大丈夫か?この時期の沖縄に野外はマズイと思うな…。」と思ったのが率直な感想である。
一昨年まで毎年沖縄に行った人間の視点で言わせてもらえば、総選挙当日の6月17日は沖縄ではまだまだ梅雨真っ只中の時期だからそこで野外でステージを行うなんざ危険行為同然である、だいたい沖縄の梅雨明けはほとんど6月下旬である(たまに7月の時があった)、野外でやるとしたらそれ以降でしょ!
かく言う私も初めて沖縄に行った時は実は5月下旬だった、正直行く前にそういったリサーチをしなかった事で梅雨事情を把握しておらず、沖縄に着いた時にこの時期梅雨に入っている事を知って我ながら情けない思いをした(しかし雨降る日もあったが割合としては晴れてる日が多かったので運良く沖縄のバカンスは楽しめた)。それに反省して翌年以降は6月下旬(たまに7月上旬・一昨年は10月上旬)に行くようにした。
しかし天気というものは思い通りにはいかないもので、いくら6月下旬に予約したとしてもその時に梅雨明けしてるとは限らず(しかも2ヶ月くらい前まで予約しないと埋まってしまうので日にちを変更できない事情もある)過去1・2回程まだ梅雨明け前だった事もあった(直近では3年前にありました、詳しくは3年前の7月9日の当ブログの記事『折角の沖縄なのに梅雨空でした…』に書いてあります。)。また、梅雨が明けたとしても熱帯の気候故に急にスコールが降ってしまう事もあるので、いくら何でもこの時期に野外ステージはマズイと思うのは長年の沖縄旅行の実感から言える事です。
じゃあ何故こうなったのか?話を総合すると沖縄ファミリーマートが30周年の記念行事としてAKBの運営会社AKSに話を持ちかけて誘致したのが発端らしいのだが、なぜこんな時期にこの場所で野外になってしまったのかと言うとここ数年総選挙は野外で行われていて大いに盛り上がったのに味を占めたので引くに引けない状態になったのと沖縄だと野外が絵的に映えるし室内だと沖縄の意味も無いという理由もあったと思える。ただ沖縄の会社ならば6月の梅雨の事も把握しているはずだし万が一の時の大きな室内会場も抑えられなかったのか?と言いたくなってしまう。いずれにしても野外イベントが中止になった事でファンの宿のキャンセルなど大損害の状態となり運営側の信用が大きく下がってしまったのは間違いない所である。
しかし噂によればその沖縄で代替コンサートが行われるという話があるらしい、沖縄ファミリーマートにとっては損害額を代替コンサートの収益で回収したいし信用も取り戻したいし、AKSや製作スタッフもウォータースライダーなどのコンサート設備をお蔵入りさせたくないし、何が何でも成し遂げて収益を取り戻したいという気持ちはわかります、ただ今度は天気の事・雨の際の大きな屋内施設をリサーチしないとまた今回の失敗の二の舞になる恐れもありますのでその辺は気を付けて下さい。
本来は何事も無ければこの話はここで終わるはずだったのだが…、第20位のNMBの須藤凛々花のあの宣言が出て「ああ、これじゃ無観客で正解だったな。」と思った、だって大勢の観客がいた場合ファンが怒りだして絶対暴動間違い無しだったからね・・・、だから無観客だった事が本当に運が良かったとしか言いようがない。
確かに「アイドルとしての自覚が無い!」と言えばそれまでの話であるがアイドルだって一人の人間・動物である、動物の一種である以上恋したくなるのは当たり前の話で、現に男性・女性アイドル共に今でも恋愛ゴシップが絶えないのが現状である、我々はこういった事を受け止めなければならない。
しかしそれを全部踏まえた上で申し上げたいのは、私はおニャン子ファンで昭和63年のあの高井麻巳子さんの突然の結婚にリアルタイムでショックを受けた身としては(麻巳子推しではなかったけど大きなショックに変わりない)今回の件は須藤のファンがあまりにも不憫でならない…、ファンとしては応援してこれからの活躍を願っている最中であっただろうに突然裏切られた状態となってしまい本当に可哀想である、いくら「予定調和を裏切る」としてもこれはあまりにも禁じ手である。須藤のファンの方々の辛い心中を御察し申し上げます。
そしてこれを受けてOGの大島優子さんがSNSでアルファベット4文字が書いてある帽子を見せて怒りを表していて、結果的にその4文字が下品だという事でで大いなる批判を受けたが人間が本当に怒った時は品もクソも無いと思っているので大島さんがああいった事をするのは余程の事だと思っているし怒る気持ちも当然の事だと思っている。
須藤にはこれらの事を受け止めて反省するべきである。
追伸
元タレントで<三代>笑福亭仁鶴夫人でもある岡本隆子さんが亡くなられた。元々は吉本新喜劇の女優だったが仁鶴師匠に見初められて昭和42年に結婚。その後は妻として夫を支える一方で夫婦で司会を務めた毎日放送『仁鶴・たか子の夫婦往来』など奥様タレントとしても活躍、「たかこ姫」の愛称で親しまれた。
合掌