今回の占的は、実業家・音楽プロデューサーのジャニー喜多川さんです。
この方は、米国ロサンジェルスのお生れ。85歳です。
今年5月22日に突如、「ジャニー喜多川死亡か」という噂が駆け巡りました。いいえ、ジャニーさんはしっかりご健在。昨日、都内でメディアの取材に笑顔で応じられました。いったいどうして、そんな根も葉もない話が出回ったのか・・・。この機会に、ジャニーさんのお人柄などを、開花心易(かいかしんえき)で拝見いたします。
主卦は、雷地予(らいちよ)。
この卦(か)をメインに持つ人は、レジャー好きで非常にほがらか。いつもにこやかで楽しそう。どのような相手に対しても同じ目線で話します。不遇の時期でも他者に優しい。合理的な面もありますが、素晴らしい感性の持ち主。細かなスケジュールを立てることはしないけれど、物事の進行を細部まで見ています。状況判断が上手。
ジャニーさんの主卦は、火地晋(かちしん)を含んでいます。
これですね。この方が世界トップクラスの音楽プロデューサーである裏付けは。大衆に有益な情報を与えたり、暮らしに便利な製品を作り出したり。多くの人々と接点を有します。
補助星には、「支配者」をお持ちです。
主卦・雷地予にこの星を併せ持つと、飾らない人柄でちょっとお茶目。エンタメ精神が活発になる。それでいてリーダー性があって後輩たちから慕われます。笑福亭仁鶴さんも、この組み合わせの持ち主です。
気になる現在運はどうでしょうか。現れているのは、震為雷(しんいらい)から変化した、雷風恒(らいふうこう)。
この時期、ちょっとしたサプライズがあります。それは「内輪」で発生したもの。ふーむ。今回の「死亡説」は、占的に近い誰かがプロデュースした悪戯なのでしょうか。では、健康面では如何に。
易書いわく、「身体の内部で葛藤あり」。何か相反する二つの作用があるみたいです。疾病ではないようですが、ご高齢でもあり元気バリバリとは言い難い。この方は突然死なさるタイプではありません。やるべき事をすべてやった上で、穏やかに天寿をまっとうなさる人。
ともあれ、ご自愛なさるに越したことはございません。
人生劇場ディレクター 高野 晴夫