ショールは、編み上がりやお洗濯の後、
編み地を引っ張って仕上げるブロッキング・ドレッシング)ことで、
より綺麗な模様が出現します。
特に透かし模様のある作品はブロッキングをするとしないでは雲泥の差が出ます。
少々手間はかかりますが、ブロッキング前後のショールを間にあたりにすると
まさに「ショールに命を吹き込んだ」という表現がぴったりの感動を覚えます。
【用意するもの】
・コルクボード(私は100円ショップのボードを愛用しています)
たたみやベットの上にタオルを敷いて代用も可ですが、
2-3日その場所は使用できませんのでご注意ください(^^♪
・ブロッキングワイヤー(などで販売しています)
必須ではありませんが、ピンだけで編み地をまっすぐな状態にすることは難しいです。
丈夫な糸やテグス、釣り糸などで代用も可。
・マチ針やピン、Uピン(お勧めのを販売中です。)
・ウール用洗剤(すすぎ要らずのがお勧めです)
1.水通し・またはお洗濯
編み終わった編み地を水に浸します。
特に汚れていなくても、ウール洗剤を使うことで、糸に残っている余分な染料を落とせます。
優しく押し洗いをし、20分程度水に浸けたままにし、軽く絞ってバスタオルなどで
タオルドライします。
2.編み地の下にコルクボードを敷き、編み地の頂点をピンで留めます。
この時、なるべく編み地を可能な限り引っ張り広げます。
頂点から頂点にかけてワイヤーを編み地の端、上下にくぐらせピンで固定します。
端が三角の尖がり模様などの場合は、左右対称になるように、
それぞれの端をピンで固定していきます。
3.そのまま乾くまで日陰で自然乾燥させます。
ご参考になれば幸いです。
このブログは、
の店主ミンが書いています。