秋晴れの素晴らしい日に初日です
昨夜、相生座に付随の民宿に泊まったんだけど、半袖七分丈ズボンじゃ寒かったわ
宴会の様子。
みんな、うわばみ
義太夫のおしょさんを寝かせる為に、今から担ぎ上げるところ(笑)
今日は喜久次さんの演目からスタートです。
前がなきゃ支度時間はたっぷりあるから、そういう順番なんやな。
と思ったら、全然支度してない
「着到」という、
歌舞伎で、開演30分前頃に、能管、太鼓、大太鼓で演奏する儀礼囃子(ぎれいばやし)。
というのをやるんだけど、その時にまだ顔も作ってなくて、洋服だった
大丈夫なのって思っても、愚問だわね。
やれてないのは、やれてないのさ(笑)
ほんで、結局8分遅れで幕開け。
凄い速度で仕上がったってことだけど、ここの顔師さんも衣装さんも凄いと思う
私が踊りをやってた時、顔を描いてもらってたけど、すごい時間がかかって、なんだこれ、、、って顔しか描けてなかった(´・_・`)
下塗りで、顔を真っ白にだけする人、その後その隣に移動して、顔のパーツを描く人に分かれてたけど、なんだかなぁ、、、だった
顔って、初めて会った人に描く顔ばっかに違いないんだから、それでも見栄えするように描けなきゃ、プロの顔師ではないがね
そんで、喜久次さんの梅川。
梅川って名前の遊女のお話で、私もさっぱりわかっていないのだけど、男が忠兵衛という名前で、人のお金を50両使い込んで、梅川という遊女を身請けした、みたい
この使い込んだ50両は、今の札束みたいに紙封がしてあって、使うと切れることから、この梅川と忠兵衛の身請けのお話を「封印切り」とツウの人に言えば通じるみたい
で、今回は使い込んだのがバレたから、逃げてる途中に男の実の父に出くわして、、、という後編らしい。
ほんでどうなるかは、雪音をがんばってたので知らんのだけど
あゝ、最終的には心中だった気がする
んで、雪音を頑張ってたら、、、
たどたどしい雪に頭にきたのか、自分の出番が終わって30秒も経たないうちに走り込んできて、バチをひったくられた(笑)
鮮やかにやってござった
さすがである
リハーサルで雪音やって??になったんだが、
「雪音は早くなっちゃだめ」って言われて、
そりゃそうだわな。
しんしんと降る雪が速くなったり遅くなったりしたら、わけわからん
この雪も、結構工夫があって、
この松と竹は本物です。
ここに雪が乗せてあって、
見にくいけど、黒子さんがテグスを引いて、松やら竹やらを揺らして雪を落とす
それも、セリフに合わせて
ま、そういう楽しい田舎芝居です
明日もありますから、是非御来場ください。
瑞浪か土岐の相生座で、16時30分開演です
さて
昨日ご紹介した外人さんは、オックスフォードではなくて、ハーバードの大学院生で、歌舞伎を研究してるんだそうです
セリフをわすれちゃった他の役者さんを、うまく助けてた
おひねり講座をやってるところ
うちの、チーム's三味線のメンバーが、いい男だ
と、キャーキャー言ってるので、サービスで写メを撮ってきた
私ゃ銀髪じゃないで興味ないに