楽天POINTがある程度貯まったので、
先週ポチッと。 そしてお盆休み明けに届いた。
これも車中泊快適化の一環として導入するもので、
室内(車内)の空気を循環させるのが主目的だ。
犬連れ車中泊の夏対策も兼ねていて、蒸し暑い車内にユキをお留守番させる時は
エアコンで冷やすだけではなく、サーキュレーターも今後稼働させるつもりである。
現在使用中のポータブルファンは、充電池・乾電池・
選択できるが、
消費電力が 約5W と少なめなのが
唯一の利点。
ちなみに、連続稼働時間は次のようになる。
乾電池:弱/約100時間 強/約55時間
充電池:弱/約7時間 強/約6時間
乾電池のほうがかなり長いが、
あまり使い勝手が良いとは言えない。
サブバッテリー&インバーターシステムが構築されていない時に購入したものなので、
当時はACアダプターが使えず、
さらに欠点と言えば、本体の角度調節(上下)や首振り機能(
総じてあまり満足できるものではなかった。
車中泊シーンには向かないので、もっぱら自室専用で使っていた。
一応、車中泊の先輩から薦められたものであるが、
一致するとは限らない。
特に通販の場合は...。
今回サーキュレーターを選ぶにあたり、
2つのメーカー候補に絞った。
まず条件だが、少なくとも下記のI項目は必須である。
@羽根径が15p程度であること
A首振り機能があること
B上下の角度調節ができること
C首振りと上下が交互かつ同時にできること
Dファンの音が静かであること
E小でも風量が十分であること
Fタイマーがあること
Gリモコン操作ができること
H各種スイッチ(ボタン)がしやすいこと
I故障や不具合が少ないこと
一つひとつ消去法で絞ると、最終的に残るのは下の画像にある山善のサーキュレーターだ。
山善(yamazen) YAR-VL151(WH)
15cm立体首振りサーキュレーター リモコン付
上記I項目のうち、Gのリモコン操作ができることは、特に夏場においてとても重要である。
閉塞感を感じる狭い車内空間では、出来るだけ身体を動かさないほうが良い。
少しでも身体的エネルギーを使うとさらに暑くなることは経験済みであろう。
例えば、電源ON・OFFするにしても、身体を起こさずに遠くからでも遠隔操作ができれば
無駄な身体的エネルギーを燃焼せずに済む。
まずリモコン付きのもの選ぶと、かなり候補は絞られるはずだ。
さらにサーキュレーターならではのA、B、Cの機能が付いたものとなると、両社とも
ある程度モデルが限定されるので、選択しやすくなる。
なお特に両社で決定的に異なるのはBであり、製品レビューによると、アイリスの場合は、
真正面で止まり、
車内でサーキュレーターが上、人間が下という位置関係がある場合、
ないとではかなり違うので、要注意だ。
@の羽根径については、下の画像をごらんください。
上から見たところ
カーネルの場合は、コンテナボックスの上に置いてあるが、左右自動首振りをさせても、
周りに干渉する心配がない。もし18p以上になると、設置場所を再考する必要がある。
さらに本体の回転土台もご覧のとおり、すっきり内側に収まるので安定している。
ちなみに15pでもサーキュレーター特性によりかなりパワフルな風が身体に当たるので
静音モードの風量でも十分涼しい。(Eについて)。
Dについては、製品レビューによると、アイリスの方が評判は良いようであるが、
カーネルが選んだ山善の YAR-VL151(WH) 製品でも遜色ない。
Hについては、明らかに山善の方に軍配が上がる。どの方面から見ても、タッチボタンの位置が
分かり、さらにランプ付きなので、ベッドに横になっても暗いところでも手動操作がしやすい。
なお便利なリモコン付きなので、実際は手動操作することはないだろう。
大事なことなので、何度も繰り返して言うが、狭い車内では無駄な動作を出来るだけしない
(身体的エネルギーを燃焼させない)ことが、夏場における快適さに包まれる秘訣だ。
最後のIについては、モノづくりには当たり外れはつきものだと思う。
ただ首振りの動きについては、アイリスの方が上下の動きに不具合等が多いようである。
恐らく製品の構造上の問題があるのではと思われる。
これまでの車中泊グッズは、出来るだけコストパフォーマンスの高いものを選んできた。
今回のサーキュレーターを購入するにあたり、アイリスの方が多品種のモデルが多く、
かつ価格帯の幅も広かったので、当初は3,000円台のものを物色していたが、最終的には
ややお値段が高めであったものの、総合的かつ機能重視で山善のYAR-VL151に決めた。
車内が涼しそうでいい感じ...。
東京では、今日で18日連続の記録的な雨となり、暑い夏がこのまま終わってしまうのでは...
とやや寂しい気持がするが、今回購入したサーキュレーターを、今後実際の車中泊において
何度か使用する機会があることを願うばかりである。
夏のお盆が終わり、きっと今週末、ホームセンターでは夏処分のバーゲンセールが開催され、
不良在庫にかなりのディスカウントが期待できそうな気がする。
先週までは、今回紹介したサーキュレーターは山のように積んであったので、
購入を検討されている方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
もちろんカーネルも店頭で陳列されている実物を最終確認してから、通販の楽天市場で
少しばかり安く手に入れたので、ご参考になれば幸いです。
【補足】
製品の梱包箱は、処分したり捨てたりしないように。
カーネルの場合、当初、転倒防止を施した上で、コンテナボックスの上に常時設置する
つもりでしたが、サーキュレーターの本体とその回転土台が移動中の車体の揺れにより、
かなり揺れるので、故障の原因となる恐れがあり要注意です。
お出掛けの際に、箱入れの状態で積み込んで、目的地で実際に使用する時に出すのが
よろしいでしょう。
(車内スペース上、余裕がある場合は、プラスチック製の専用収容ボックスを用意するのも
いいかもしれません)
【黄色い●の意味】
上から2番目の画像を見て気付いた方、さすが!です。
リモコン受光部の下にある●は、カーネルが後から貼ったものですが、回転土台の真正面の
位置を分かりやすくするためです。コンテナボックスの上にサーキュレーターを設置する時、
回転土台の中央が自分の方向に合わせやすようにするための目印となります。
このようにすれば、左右首振りをした時、左右の幅が均等になるからです。
【コンテナボックスについて】
調理器具類がまとめて収められているボックスですが、蓋(フタ)がちょっとした簡易テーブル代わり
にもなり、大変便利です。2番目の画像では、リモコンが置かれていますが、スマホやメガネ、
時計、飲み物(ペットボトル)、ちょっとした小物なども置けます。夜、就寝する時、手を伸ばせば、
そのまま置くことも可能です。